2012年1月3日火曜日

2012被災地巡礼の記録

2011年12月31日から2012年1月1日まで被災地巡礼と称して
東北旅してきました。(主目的は「被災地から希望の初日を拝む」)
旅路としては、仙台まで新幹線で行って、
そこからレンタカーで松島〜南三陸町〜気仙沼〜平泉中尊寺〜仙台と。
宿泊先は南三陸町の宇田津という地域にある泊崎荘という旅館。
勿論そこも津波被害があった場所。ちなみに宇田津中学校というところには
天皇陛下も来てたり。確かテレビでも観たような。

南三陸町についた時はもう夕刻で、辺りも暗くなり始めた頃で、
被災地に着いてからは少しの間そこが被災地と気付かなかった。
平原を走ってるのかと思った。
でもよく辺りを見ると、取り残された家の土台だけが無数に残ってて
それでようやく被災地に着いたのだと気付いて、同時にぞっとした。

とにかくぐしゃぐしゃ。

ここら辺が南三陸町でももっとも被害が酷かったとこ。

少し車を走らせると仮設のコンビニが。
品揃えを見ると都内と全く大差ない。
ATMが稼働してたことには驚いた。

宿泊先である泊崎荘は高台にあって被災を免れたので
当時は宿を避難所として提供していたらしい。
宿には芸能人らも訪問してて、土屋アンナ、エグザイルらの名前も。

早朝、宿の近くで希望の初日を拝む。今年は良い年でありますように。

そのすぐ傍に鳥居の無惨な姿が。

宿へ戻ると、宇田津出身の有名格闘家の方と出会い、
テレビでは知り得ない被災地の実情等のお話をして頂いた。
意外だったのが、被災地の人らに対して宮城の内陸の人らは冷たかったという事実。
東京なんかのボランティアの方がずっと親切だったそう。
それと多数のお坊さんの自殺、これは聞いてショックだったな。

約1年たって、日本全体が被災地を忘れているようなムードが漂い始めてることに
憂慮されていた。どんな目的でもとにかく来て欲しいと仰っていた。
だから今回の俺らのもしかしたら遊び半分な訪問についても凄く喜んでくれた。

別れ際には再訪を約束。ええ、勿論来ますとも。復興の過程をこの目で観たいもの。
次回は気仙沼に泊まるかな。陸前高田にも脚を伸ばしたいね。




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